川崎競馬場には超豪華な馬主席がある!
JBC開催に合わせて馬主席をガッチリ改装し、中央競馬の貴賓室なみになったと言われる川崎競馬場。
その馬主席へり入り方と、ヒラの馬主(神奈川県馬主会所属でもなく、出走馬主でもない)でもそこを利用できかどうか、もろもろ調べてきました!
川崎競馬場の馬主席の簡単なまとめ
- 馬主会に入っていない馬主は事務所で立見券をもらう
- 馬主会に入っていないけど出走馬がいる場合は貴賓室内の受付で豪華な馬主席をもらう
- 馬主会に入っている人は貴賓室内の受付で豪華馬主席or指定席をもらう
馬主会に入っていない馬主は立見券がもらえるだけ
まずは馬主会に入っていない&出走馬がいないというケース。この場合、第一スタンドのはしっこ(パドック横)にある開催本部で手続きをします。
受付のお姉さんに馬主登録証を手渡すと、いかにも面倒そうな感じで出走馬主か、協会所属かと聞かれます。ちがいまーす。
最後に社台ですかと聞かれたのでハイと答えたところ、申しわけなさそうに1号スタンド4階の立見券を貰いました。
えっ、いや、立見?
豪華な席には入れないとはウッスラわかってましたが、椅子もないんかい!w
大井競馬場ですら、一応はイスがあるんですけどねえ。
1号スタンドなのでまあ観戦はできるが…
とはいえ1号スタンドはソファーがけっこうあるので、立見券でも観戦する分には問題ないと思います。
まあ競馬を見られるというだけの話で、気持ちよく観戦できるわけではないですし、わざわざ階段を登ってくる価値はないですね。雨とか雪とか炎天下で特観が満席なら使ってもいいかな、ってくらいです。
結論として非出走の共有馬主は馬主席を使えません!
というわけで結論として、川崎競馬場では共有馬主は馬主資格があっても、席はありません(出走馬主であれば用意されます)。
スタンドのはしっこにイスくらいはあるんじゃないかと思ったんですが、立見券をくれるだけとは、なかなかニクい対応です。
競馬場自体も一般スタントでは雨風をしのげず、なんとなく居心地が悪いので(船橋競馬場や川崎競輪場と比べちゃだめ?)、ちょっと足が遠のくかなぁ~と思いました。
神奈川県馬主協会に入って豪華な馬主席に再挑戦だ!
というわけで時が流れ、新馬を購入して川崎競馬場に入厩させ、神奈川県馬主協会にも入りました。豪華な馬主席が使えるか再挑戦してみましょう!
神奈川県馬主協会に加入している、もしくは当日出走馬がいる場合(共有馬も含みます)、1号スタンド貴賓室に入って右手に曲がったところにある、神奈川県馬主協会のカウンターで出走馬主席を確保してもらいます。
馬主用駐車場から入って、よみうりランドの事務所を通って、3Fに上がっても大丈夫です(無観客開催の場合はこのルートになります)。
なお、神奈川県馬主協会に加入しているけど出走馬がいない場合は1号スタンドの指定席、神奈川県馬主協会に非加入で出走馬もいない場合は先述のように立見券があてがわれます。
馬主席は最大4枚もらえる
馬主席は予約不可の先着順で、最大4枚まで発券してもらえます。
共有馬の場合は「1頭につき合計4枚」までで、共有馬主1人あたり4枚ではないのでご注意を。
なお、JpnIなどの重賞開催日は、出走馬主であっても1号スタンドの指定席や謎の会議室にバシルーラされるようです。
出走馬主席はメチャクチャ豪華で間違いなく南関東ナンバーワン
というわけで前置きが長くなりましたが、川崎競馬場の出走馬主席はこちら!!!
広々とした間取り、豪華な内装、ゴール前の観戦のしやすさ、そして業務エリアへの近さ…もう、どれを取っても南関東ナンバーワンの馬主席だと思います。
ちなみにドリンクサービスもあり、普通のカップ自販機が使い放題です(よく故障しているのが玉に瑕)。コーラでもコーヒーでもガブガブ飲みまくってください!
そして出走馬主席の利用者は、隣接するケンタッキーラウンジも使えます。
馬主席エリアにはお酒が売っていないのですが、このケンタッキーラウンジにあるレストラン内のカウンターで買うことができます。
おすすめは本家ケンタッキー名物のミントジュレップ。
1杯1000円とけっこう値段がするのですが、ウッドフォードリザーブを濃いめに入れて、ミントの葉をたっぷり使っているので風味がよいです。
私はお酒が弱いので、一杯でじゅうぶん回ります。
出走馬主席の脇には、馬主用のテラスもあります。愛馬やお気に入りのジョッキーに声援を贈りたい場合はこちらからどうぞ。
そんなわけで川崎競馬場の馬主席は最高オブ最高なのですが、良いところばかりではなく、ちょっと残念なところもご紹介しましょう。
なんと、馬主エリア(業務エリア)の1Fからはレースが全然見られません。川崎競馬場ご自慢のドリームビジョンも、子ども用の遊具がじゃまして全然見えません…。
このエリアで観戦する場合は、厩務員さんの待機所の脇にあるモニタで見ることになります(コロナ対策で現在はここでの観戦はできなくなっています)。
馬主用の駐車場について
馬主用の駐車場もあります。川崎競馬場のバスロータリーとは反対側、要するに堀之内側の高速道路沿いの交差点付近に関係者駐車場への入口があります。
収容台数がそれほどではないので、遅く着いた場合は入れません。というか下手すると1R前に着いても入れません。
入れなかった場合は、競馬場周辺にあるコインパーキングへ行けと言われます。コインパーキングの優待券がもらえるので忘れずに!
馬主用のパドックについて
川崎競馬場には馬主専用のパドックがあり、見晴らしはかなりよいです。馬にも近いため、馬主さんたちが騎手のみなさんに一礼して、愛馬を送り出す風景をよく見ます。
こちらへは先述の神奈川県馬主協会の受付を通って奥にあるエレベーターで1Fに行き、スタンドを席にして右手に曲がればたどり着きます。
馬がかなり近いので注意してください。
先日も馬に蹴っ飛ばされた一般人が救急車送りになっていました。マジです。
川崎競馬場での口取りのやりかた
最後は馬主のお楽しみ、愛馬の口取りについてです。自分の馬が勝ったのを確認したら、管理棟1Fの開催本部を抜けて馬場へと出ます。そこまで行けば調教師が待っているはずです。
豪華な馬主席からだと、受付まで戻って、さらに奥へと進んで、カンカン場の脇にあるエレベーターを使って1Fに行くのが速いでしょう。一般席からの場合は、冒頭の写真にあるパドック脇のドアから開催本部に入ってください。
というわけで私のホームグラウンド、川崎競馬場の馬主席のご紹介でした!