ど素人が千葉サラブレッドセール2018に行ってきました！

千葉サラブレッドセールに行ってきたよ

「千葉セリは高い」と聞いていたので、買う気は95%なかったのですが、もしかしたら運命の出会いがあるかも…と思い、朝から千葉サラブレッドセールに行ってきました！
（なんちゃって馬主にも関わらず、色々と手配いただいた社台グループオーナーズさんに感謝です）

会場は千葉県の船橋競馬場です。
千葉サラブレッドセールはトレーニングセール（即戦力の2歳馬を実際に走らせて、そのあとセリを行う）なので、セリの前に調教風景の供覧があります。
スタートは朝8時。さすがに平日だし、そんなに人はおらんじゃろ…と思ったら、スタンドはかなりの入りです。
さすがは競馬関係者、みなさん朝が早いですね。

千葉サラブレッドセールの調教供覧は併せ馬方式。
2頭ずつ、約30組が登場します。
乗っているのは牧場のスタッフさんや、南関東の騎手さん。バラバラですね。
残念ながら私のレベルでは、走っている馬を見ても「フォームがどうの」「脚の出し入れがどうの」といった細かなことはわからないので、タイムくらいしか手がかりがありません。

せめて記録がてら写真を撮っておこう…ということで、流し撮りの練習をしまくっていました。
ところがやってはみるもので、併せ馬のどちらの馬をメインに撮るかを次から次へと判断しているうちに、脚色の良し悪し、追い方の強弱あたりが、なんとなしに掴めるようになっていました。

場内のVTRと組み合わせると、走り方がスムースかどうか、他の馬に比べて身体つきが細いか太いか、といったことも、うっすらと気がついてきます。
やはり現場で見続けることで、掴めるものはあるんですね。
正しく掴めているのかは、わかりませんが…！（笑）

ありがたい！振る舞いの食事が出るよ

調教供覧が終了し、セリ開始の10時まで、1時間弱の休憩に入ります。
早朝＆場所が競馬場ということで「朝飯が出るのでは」とうっすら思っていたのですが、驚いたことに万世のカツサンド、ヒレカツサンド、ハンバーグサンドが（購買登録者に限ってですが）提供されていました。

そのほかにも簡単なオードブルや、無料のドリンクなども振る舞いがありました。
天気もポカポカとしており、なんというか、ピクニックのような気分です。
メシを食うなら馬を買えよ～って話ですが！

いよいよセリ開始！が…

というわけで、いよいよセリ本番がスタートしました。
新宿区馬主会のみなさんとも合流し、ああだこうだ言いながらのセリ参加です。

一発目に登場したのは、スウェプトオーヴァーボードの牡馬（上の写真は別馬です）。
リザーブ価格は800万円と言われていたので、いくらなにるか興味津々で見ていたのですが、お値段はガツンと2100万円での落札！

3頭目は1200万円、4頭目も3300万円と高額落札になりました（おなじく、上の写真は別馬です）。
その後も、次から次へと高額落札が続きます…メチャクチャ嫌な予感しかしません！

パドトロワの牝馬が驚きの1000万円！

そして「これならウチでも買えるかも」という、リザーブ価格も手頃なパドトロワの牝馬が登場。
ところがやはりというべきか、お値段はあれよあれよと上昇し、なんと驚きの1000万円で決着！！
今回パドトロワの牝馬は2頭が出ていましたが、揃って1000万円で落札となり、周りのみなさんもビックリの高騰ぶりでした。

パドトロワの牝馬が1000万では、このセールに私の出番はないですね。
これで完全に戦意を喪失し、まあいいや～やっぱりアカンわ～という感じで、ピクニック＆雑談モードに。
先輩の馬主さんに色々と教えてもらいつつ、サマーセールの組み立てについて考えるのでした。

千葉サラブレッドセール2018の最高落札価格額・平均落札価格・その他

ちなみに当日の詳細なデータが馬市のブログに出ていたので、こちらもご紹介。
平均価格は1329万円、中間価格は1000万円ということで、かなり高嶺の花のセールだなという印象でしたが、数字もそれを裏付けてくれました。

というわけで、繰り返しになりますが、当初の目標であるサマーセルを目指して、準備を進めていきたいと思います！