馬主になるには日記

地方競馬の馬主になる一番手っ取り早い方法まとめ

2018年9月17日

馬主になる一番手っ取り早いルートはこれ

先日のサマーセールで一歳馬を一頭競り落とすことができ、ナノレベルの零細馬主ながらも、地方競馬の馬主ライフをスタートすることができました。

ここで、今までの流れを整理して、地方競馬の馬主になる一番手っ取り早い(私がおすすめする)方法を、エントリーとしてまとめておこうと思います。

1.馬主になるために必要な資格を知る

何はともあれ、まずは馬主資格を取らなくてはいけません。
資格を取るためには、犯罪歴や収入などの要件があります。

具体的には反社会的勢力やノミ屋・予想屋等ではなく、所得で500万円以上、つまり税引前の年収で700-1000万円程度が必要になります。
自分がその資格を満たしているかは、下のリンクから参照してください。

2.馬主資格を申請する

馬主資格の申請ですが、これは知己の調教師さんを通じてお願いするのが一般的です。
が、そんな知り合いは普通の人にはいないと思いますし、その人を通じて資格を申請すると、必ずその人に馬を預託しなければならないという制約が生まれます。
馬主資格を取りたい思った時点では、どこの競馬場に入れたいか自体、まだ暗中模索のはずです。
このやり方は、あまりにもリスキーではないかなと思います。

そこで個人的には社台グループオーナーズビッグダディオーナーズクラブに一口出資して、クラブに資格取得の手続きを代行してもらうのが良いと思います。
地方競馬の勉強にもなりますので。
社台さんは業界最大手でお忙しいにも関わらず、手続きの代行はしっかり丁寧にやってくれます。

3.資格が取れたら馬主仲間を作って調教師さんや生産者さんを紹介してもらう

資格が取れたら、馬主仲間を作りましょう。
定期的に開かれている新宿区馬主会に参加していただいてもよいですし、Twitterなどで他の地方馬主さんと仲良くなってもいいと思います。
馬主さんはみなさん面倒見がよい方ばかりなので、虚心坦懐に相談すれば、自分の計画や好み、予算に合った生産者さんや調教師さんを紹介してもらうことができると思います。

4.セリやオークションで馬を買って調教師さんに預ける

あとは調教師さんとセリに行って馬を買ったり、サラブレッドオークションで中古馬を購入したりすることになります。
牧場さんを紹介してもらって、庭先で買っても良いですね。
なお注意事項ですが、馬を買う前には必ず預託予定の調教師さんに相談して、馬房の空きがあるか(馬を買ったら受けいれてくれるか)を確認しておいてください。

セリで馬を買う様子は素人が自力でオータムセール(競走馬のせり市)まで行ってきたセリ市で競走馬を買う方法【2018サマーセールまとめ】をご覧いただければ、わかりやすいと思います。

サラブレッドオークションで購入する場合は、サラブレッドオークションで馬を買ったサラリーマン馬主の話を参照していただけると、感じがつかめるのではないでしょうか。
新馬(1歳)からはじめる場合は、馬主登録から2年で牧場経営まで始めた若手馬主さんの話を参照していただくのがよいと思います。

サラブレッドオークションからはじめる場合の馬代金ですが、南関東や園田で走らせる馬であれば200万円前後、その他の地方競馬であれば、100万円前後が相場かと思います。
新馬を買う場合は、取引価格に加えて初出走まで300万円~400万円の育成費用がかかります。

5.もろもろまとめて社台さんにお任せする方法もある

馬主仲間を作ったり、誰か調教師を紹介してもらうのはシンドイ…という方は、社台グループオーナーズに会員登録して、社台のコーディネートで馬や調教師さんを見繕ってもらう、という方法があります。
またセレクトセールに参加する方は、セリのやり方から預託先の紹介まで、社台がシッカリガッチリと指導してくれるはずです。
予算のある方は、このルートが一番手っ取り早いのではないでしょうか。

…というわけで、手っ取り早く馬主になる方法でした。
また適宜、アップデードします!

  • この記事を書いた人

田中(あらいちゅー)

2018年のサマーセールでサウスヴィグラスの牝馬を購入し、新馬→2走目と連勝し、1年間足踏みしたのち念願の3勝目を獲得。川崎と盛岡で共有馬主もしています。詳しい自己紹介は運営者情報からどうぞ。

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