浦河で自分の馬に会ってきました!
震災前からチケットを取っていたので、北海道復興支援を兼ねて、予定変更せず浦河まで行ってきました!
目的は育成牧場さんにお預けしている、ケイズパステルの穏(ケイズパステルの2017)に会ってくることです。
帯広空港→浦河までは交通の問題なし
こちらのみなさんが口々に話していましたが、帯広空港から浦河については震災の被害が少なく、交通インフラも寸断されておらず、道路もまったく問題ありませんでした。
むしろ新千歳からの日高道がエキサイトバイクみたいな状態になっているそうで、当分は馬産地めぐりや観光しましょーなんては帯広ー浦河拠点の方がいいような気がします。
ナンバーナインの木村さんに預託
さて本題のケイズパステルの2017ですが、川崎の佐藤博師にご紹介いただいて、ナンバーナイントレーニングファームの木村さんに預かってもらえることになりました。
新宿区馬主会のみなさんにも「木村さんなら腕もあって安心」と言われていたので、いい進学先が見つかってよかったです。
馬体異常なし、保養や足元にも問題なしということで、まずはほっとしました。
馬体の変化を見てみよう
こちらは9月30日。
育成入りした直後の9月13日。
セリで落札した8月下旬。
ということで、あきらかに馬体に幅と厚みが出ていますね。ここらモリモリ食べつつトレーニングを積んで、競走馬らしい身体を目指すそうです。
馬体重は既に420kgまで来ており、おいしいゴハンをストレスなくいただいているのか、毛ツヤも大変良好でした。
馬体に幅があって体高も伸びており、スタッフさんいわく「たぶんまだ大きくなりますよ」とのことで、ひょっとすると440kg~450kgで競馬に使えるのではないでしょうか。地方デビューなので、やっぱり体重はあったほうが嬉しいですね!
川崎の新馬戦は補助金の影響か、400kgないのが5頭立てみたいなことになっているのですが、力もないのに賞金をくわえてしまうと将来の格付けが上がって頭打ちになってしまうので、急いでのデビューや新馬勝ちにはこだわらず、やれることをやってやりたいと思っています。
旋回癖のその後
気になる旋回癖も木村さんが工夫してくださっているそうで、まだ時折グルグル回ってはいるものの、馬房にミステリーサークルができることはないそうです。よかった。
また木村さんいわく、旋回癖は体力とカロリーを無駄に使う(運動するけど筋肉になってない)というデメリットはあるものの、逆に言えばそれだけなので、そんな深刻に考えないでくださいとのことでした。
逆にアウトレット的な値付けで馬が買えてているので、リスクに見合ったリターンは取れていると思います。今更、ああだこうだは言わないことにします!
新馬の育成期間について
育成での預託期間についても木村さんと話したのですが、入厩が早かったので基本早く出られそうという現状、ある程度体幹が固まるまでBTCで鍛えた方がその後故障しにくいという木村さんの意見、そして最近トレーナーさんをつけてコースを組んで筋トレをはじめ、徐々にウエイトを増やすことで筋肉やスジを痛めなくなった俺の経験から、少しコストはかかりますが、基本は長めにこちらに置いておこうかなと思っています。
とはいえ長く置きすぎると川崎の新馬補助金が尽きてしまうようで、さすがに百万円ともなるとバカにはできず、そのあたりは佐藤師、木村さん、私の三者で調整となりそうです。
貧乏馬主が新馬を勝った話、まだまだ続きます。貧乏だけに納得がいくまであれこれ聴いていきますので、引き続き、このブログも宜しくお願いします٩(๑>∀<๑)۶