大井競馬場は絶好の競馬日和なのに無観客!
馬主仲間と共有しているシンジュクマスク号を応援するため、大井競馬場まで行ってきました。
3月15日現在、大井競馬場は新型コロナウイルス拡大防止のため、無観客開催となっています。出走馬主(自分の馬が当日出走している馬主)以外は入場お断りで、場内はごく一部のエリアを除いて物理的に封鎖されています。
馬主登録証があっても席はないです
大井競馬場は普段なら出走馬のいない馬主にも馬主席の用意があるのですが、先述のように、現在は出走馬主にしか席を出してもらえません(東京都馬主会に所属されている人のケースはわかりませんので割愛します)。
場内はほとんどのエリアが封鎖されているので、出走馬主席に入らないと馬券も買えないしレースも見られません。パドックも入口に警備員さんがいて声かけで身分確認されました。要するに、出走馬主でないと来場しても何もできない・どこにも行けないような作りになっています。従って、出走馬のいない方は来場されない方がよいと思います。もちろん、一般の方も入れませんのでご注意ください。
人のいない競馬場はやはりショック
先述のように、場内には警備員さんがあちこちに立っており、かなり警戒厳重です。普段なら予想屋さんやお客さんで賑わうパドック前も、人っ子ひとりいません。無観客競馬は川崎競馬場で体験済みですが、広い大井競馬場でこれなのはちょっとショックでした。
なんと馬券は売ってるし売店も開いていた
出走馬主席に入ってみたところ、スタンドの中もガラーンとしていました。あきらかに普段より馬主の来場は少ないと思います。
数えてみると10人くらいしか人がいませんでした。場内アナウンスは騎手変更なども含めていつも通りなので、かえって異様な雰囲気が醸し出されています。
ありがたいことに、馬券自体は販売されています。馬券も馬主にとっては大事な記念グッズなので、これは嬉しいですね。
そしてぶっちゃけ、ヒマな馬主が集まって競馬をワイワイ楽しんでいるかと思ったのですが、そんなこともありませんでした。みなさん自分の馬のレースが終わったらササッと帰っているようです。
私も自分の馬の馬券を買ってみましたが、いつものようなワクワク感がありません。競馬場はあの雰囲気あっての競馬場なのだなと痛感しました。
馬主席はガラガラなので、濃厚接触のリスクはほぼないと思うのですが、この雰囲気で競馬を楽しめるとは到底思えません。家で中継を見ながらノンビリ打ったほうが絶対に楽しいと思います。私も長居しないことにしました。
レストランも一軒だけ営業していました
蛇足ですが、場内の自販機とL-WING 3Fの一般エリアにあるレストランは営業していました。大井競馬場は周辺に食事する場所がほとんどない(けっこう歩く)ので、出走馬がたくさんいて一日中滞在する馬主さんもこれなら安心だと思います。
無観客なのでイレコミが落ち着くかと思ったが…!
さて、シンジュクマスクの様子を見にパドックへ出てみましょう。パドックは基本的に閉鎖されているのですが、奥にある馬主用の小さなスペースにだけ入ることができます。先述のように、入口に警備員さんがいて口頭で身分確認されました。
シンジュクマスクは気性がかなり激しいため、無観客開催が良い方に出ると思っていたのですが、残念ながらいつもよりイレコミが激しかったです。やはり環境の変化に馬も戸惑っているのかもしれません。
レースはきちんとゲートから発馬し、有年騎手お得意のインさばきで4コーナーでは好位を確保、さあここから追い込むぞと思ったのですが、直線伸びずの8着でした。
馬場は不良、パドックでは明らかにイレコミがありましたし、かつ1番人気のマルカンアクトレスに先着しているので、なにが良かったのか悪かったのかサッパリわかりません。また後で代表馬主さんを通じて、月岡先生からの報告を聞いてみたいと思います。
早期の有観客開催再開のためにも協力を!
レース後は厩舎エリアに訪問して馬の様子を見てこようと思ったのですが、万が一があっては大変です。早期の有観客開催再開のためにも自粛して帰ることにしました。ぶっちゃけ発熱や呼吸器症状はないのですが、わざわざリスクを冒すよりLINEで連絡を貰えればいいや、という感じです。
自粛や横並びというのは趣味ではないのですが、競馬開催にはいろいろな人の生活や運命がかかっています。無駄に危ないことをしないというのが、自分の幸福や利益にもつながると思うのです。みんなでコロナを押さえ込んで、また楽しく競馬場で遊びましょう!